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チョコレートは虫歯になりやすい?

こんにちは、環状通東ターミナル歯科です。
みなさん、お正月はゆっくり過ごされましたか?
新しい1年もどうぞよろしくお願いいたします。

そして、楽しいお正月が終わり、あっという間に1月も後半に差し掛かってまいりました。
来月にはバレンタインの季節がやってきますね!
学校や職場の友人とお菓子を交換したり、想いを込めたチョコを作ってみたり、
バレンタインには甘い思い出がたくさんあるのではないでしょうか?
この時期になると、美味しいチョコレートがたくさん売られていて、なんだかワクワクしますよね。

そんなチョコレートには、ポリフェノールや鉄分などが多く含まれており、
疲労回復や腸内環境の調整、リラックス作用、美肌にも効果があると言われております!

しかし、甘い物はむし歯の天敵というイメージがありますよね?
では、実際にチョコレートはむし歯になりやすいのでしょうか?


【むし歯の原因】
実はチョコレートそのものではなく、チョコレートに含まれる「砂糖」がむし歯の原因と言えます。
「砂糖」の入った食べ物の汚れがお口の中に残っている状態だと、
お口の中にいるむし歯菌がその糖分を食べて、酸を作り出します。
その酸がどんどん歯を溶かしていくことにより、むし歯になってしまうんです!

【むし歯になりやすい食べ物】
むし歯菌は甘い物が大好物です。
チョコレート以外にも、キャンディーやグミ、キャラメルなどの甘いお菓子も
むし歯になりやすい食べ物といえます。他にも、ジュースやスポーツドリンクなどにも
「砂糖」がたくさん入っているため、注意が必要です!

「毎日間食で甘い物を食べてしまう」「時間をかけてダラダラ食べ続けてしまう」
という方は、長時間お口の中に糖分が残っているため、むし歯のリスクが増加します。
甘い物は時間や頻度を決めて食べたり、食べたらすぐに歯磨きをするなど、
むし歯のリスクを減らす習慣をぜひ実践してみてください!

ところで!チョコレートには意外な一面もあるんです。

【カカオポリフェノール】
チョコレートには抗酸化作用のあるカカオポリフェノールが含まれています。
これは、むし歯の原因菌である「ミュータンス菌」を抗菌したり、
歯周病菌の増殖を抑えてくれたり、お口の健康を守る働きがあります。

「チョコレート=むし歯の原因」というわけではないんですね!

とはいえ、チョコレートには「砂糖」が入っているため、やはり食べ過ぎはよくありません。
チョコレートを選ぶ時は、高カカオチョコレートや糖分控えめのチョコレートを選ぶようにしましょう!

そして、食べた後は歯磨きをして、
むし歯になってしまう前に定期的に歯科医院でクリーニングすることをお勧めします。

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