みなさん、こんにちは。
環状通東ターミナル歯科です。
今年は桜の見ごろが早かったですが、道内各地で様々なお花が見られる季節になりました。
5月17日からは大通公園で、ライラックまつりが開催されます。
この3年間はお祭りが中止になったり規模を縮小しての開催など、なかなか楽しむことができませんでしたが、
今年は全国で様々なイベントが実施されており、明るい兆しで嬉しくなります。
ウイルスがなくなったわけではないので心配なことも多々ありますが、
気を付けながら存分に楽しみたいですね。
さて、今回は『免疫』についてお話したいと思います。
新型コロナウイルスの感染拡大から、免疫について考える機会も多くなったのではないでしょうか。
手洗いうがい、咳エチケットなど、ご自身を守る術として様々なことを行ってきました。
そういったことも大切ですが、何よりどんな病気にも負けない身体づくりをすることが大切です。
「免疫力」とは、本来私たちの身体に備わっている外敵や内敵から身体を守る自己防衛力です。
しかしながら、偏った食生活や不規則な生活習慣、ストレスにより免疫力が乱れてきます。
1日3食バランスよく食べ、睡眠や休養を規則正しく十分に取ることが、元気な身体を作る最も有効な手段です。
免疫力を上げるために、ぜひ意識してほしい栄養素です。
■タンパク質
筋肉や臓器を作りホルモンや酵素の原料となる栄養素
⇒肉類・魚介類・卵・大豆製品
■ビタミンA
粘膜の状態を良好に保ち、細菌感染の予防に役立つ栄養素
⇒レバー・うなぎ・緑黄色野菜
■ビタミンC
ウイルスや細菌と戦う免疫細胞活性化する栄養素
⇒緑黄色野菜・果物・いも類
■乳酸菌
免疫機能の大部分を占める腸内環境を整える栄養素
⇒納豆・チーズ・ヨーグルト・味噌
好き嫌いが多く偏った食事をしている、外食やコンビニ弁当が中心、アルコールを飲む機会が多い、
野菜やキノコ類・海藻類を摂らない、早食いをしてしまう、などの方は、
免疫力が低下しやすい食習慣の可能性があります。
また十分な休息も大切です。
お休みの日に、1日中寝ている、お昼まで寝ているなんてことはありませんか?
『寝だめ』という言葉がありますが、お休みの日にまとめて寝ることに一定の効果があるとは言われていますが、
体内リズムを崩してしまう可能性があるので、できる限り日常の起床時間に起きることをお勧めします。
またストレスも免疫力を低下させる要因です。
現代社会においてストレスゼロの生活を送るのは難しいかもしれませんが、
ご自身の発散方法を見つけるのが良いと思います。
食事だけ、睡眠だけではなく、すべてのバランスを保つことで免疫力が上がります。
ぜひご自身の生活を考える機会にしていただき、病気に負けない身体を作っていきましょう!