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口が開けづらい!顎関節症について

みなさん、こんにちは。

環状通東ターミナル歯科です。

 

12月になり、日に日に寒さが増してきていますね。

寒いと体が縮こまり、体を丸めて姿勢が悪くなってしまいます。

特に仕事でパソコンを向かう時間が多い方は、猫背になってしまい血行が悪くなってしまうので、

ストレッチをしたりゆっくりお風呂で湯船に浸かったりと、しっかりと体を温め、冷やさないように心がけましょう。

 

さて、今回は『顎関節症』についてお話します。

口を開けたり閉じたりする時に耳の付け根あたりでカクン、コキッというような音がなることはありませんか?

物を噛むと痛かったり、口を大きくあけてあくびをすると痛みがあったり、口が開きづらかったり。

そういった症状がある場合、『顎関節症』が疑われます。

 

 

顎関節症とは、あごの関節やその周囲が何かの原因で痛みが出たり、動きにくくなる病気です。

顎関節症の多くは適切な対処で、日常生活に支障をきたすことがない状態になりますが、

症状が重い場合そのままにしておくと改善が難しくなることもあります。

 

【顎関節症の代表的な症状】

・顎関節やその周辺の違和感、痛み

・噛むときの違和感、痛み

・口を開け閉めするときに音がする

・口が開かない

 

このような症状がある場合は無理に大きく口を開けたり、硬いもを食べないようにしましょう。

顎関節症は酷くなると肩こりや腕や指のしびれ、偏頭痛、耳や鼻にも不快感を覚えることもあります。

このように症状は広範囲にわたり、軽い症状から重い症状まで個人差が大きいのが特徴です。

 

ではなぜ顎関節症が起こるのでしょうか。

顎関節症の原因は、人によって様々です。

 

【顎関節症の原因】

・かみ合わせの異常

・精神的緊張やストレス

・あご周りの筋肉の緊張

・無理なかみ合わせによる顎関節への負担

・歯ぎしりや食いしばり

・悪習癖

 

顎関節症の治療は、原因を突き止めて最適な治療を行うことが大切です。

 

【顎関節症の治療法】

・かみ合わせを治す

・マウスピースを着用する

・入れ歯やかぶせ物などを入れる

・重症の場合は手術を行う

 

インターネット等で検索すると、自分で顎関節症を治す方法が出てきます。

口を大きく開けない、硬いものを食べない、頬杖をつかない、うつ伏せで寝ない、

ストレスを減らす、温める、マッサージをするなどと出てきますが、

むやみに行ったり原因と合わないことを行うことで、症状を悪化させてしまう事もあります。

自己診断せずに、必ず歯科医院にご相談ください。

 

当院でも顎関節症の治療を行っています。

悪化させないためにも、気になる方は早めにご相談ください。

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