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歯周病を悪化させる様々な要因

みなさん、こんにちは。

環状通東ターミナル歯科です。

 

日に日に暑くなってきて、皆さん夏バテしていませんか?

暑くなり始めの今時期が体が暑さにまだ慣れず、体調を崩しやすい時期です。

バランスの良い食事と睡眠をしっかりとってくださいね。

適度に汗をかくことも、暑さに体を慣らすためには大切です。

夏バテせずに、元気に夏を乗り切りたいですね!

 

さて、今回は『歯周病』についてお話します。

CMなどでもよく耳にしますので、聞いたことはあるかと思います。

 

 

では、どんな病気かご存じでしょうか?

歯周病は、30代以上の約80%が罹患しているといわれる『国民病』です。

「世界で最も一般に蔓延している感染症」として、2001年にギネス世界記録に認定されています。

だから「私は大丈夫」と思われている方、それ間違いなんです。

 

歯周病は歯の周囲に付着したプラーク(歯垢)が歯と歯肉の隙間に入り込み、歯を支えている骨を溶かしてしまう病気です。

歯周病の怖いところは痛みなどの自覚症状がなく進行するため、自覚症状が出たころにはかなり進行していることが多いです。

そして次のような様々な要因が重なると悪化をしてしまいます。

 

■喫煙

喫煙していると血流が悪くなり、歯周病が進みやすくなります。

いったん炎症が起きてしまうと治りづらく、プラークも付きやすくなり、歯肉の色も黒ずんできます。

 

■ストレス

ストレスにより歯ぎしりなどしたり、身体の抵抗力が低下して炎症を起こしやすくなるといわれています。

 

■口呼吸

口で呼吸していると、口の中が乾燥しやすくなり、炎症を起こしやすくなると言われています。

 

■糖尿病

近年糖尿病と歯周病の関係が明らかになってきており、歯周病を急速に悪化させると言われています。

 

■食生活

やわらかくて甘いものばかり食べているとプラークができやすくなり、

偏食をすると栄養摂取が不十分になり身体の抵抗力が低下します。

 

■女性の思春期、妊娠、更年期

女性ホルモンの影響で歯肉に炎症を起こしやすいと言われています。

 

■悪い歯並び

歯ブラシが十分行き届かなくなって、プラークがつきやすくなります。

 

歯周病は糖尿病だけではなく、脳梗塞や心臓疾患、認知症など、様々な全身疾患との関連があります。

放置しておくのはかなり危険です。

自覚症状がなく進行するため早期発見、早期治療が大切ですので、

定期的に歯科医院を受診し、チェックを受けることをお勧めします。

 

最近お口のことで気になることがあるなと思った方は、早めに歯科医院を受診しましょう。

いくつになってもご自身の歯で食べ、笑い、話し、楽しい毎日を過ごしていただきたいと思います。

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