みなさん、こんにちは。
環状通東ターミナル歯科です。
9月ももう終わります。
今年は9月も暑かったですね。
これからは鍋が美味しい季節になります。
鍋はお野菜やお豆腐、お肉やお魚など色々な食材が楽しめますし、何より体を温めることができます。
内臓を温め基礎体温を上げることで、免疫力が高まると言われています。
特に夏に冷たいものを摂ることが多かった方は、ぜひ温かい食べ物を意識的摂ってくださいね。
さて、今回はお口の中をきれいにする『口腔ケア用品』についてお話します。
口腔ケア用品で思い浮かべるのは、まず歯ブラシですよね。
それ以外にも、用途に合わせた口腔ケア用品を使用しましょう。
【歯ブラシ】
歯ブラシはどのように選んでいますか?
スーパーやドラッグストアには、たくさんの種類の歯ブラシが並んでいますね。
毛の硬さ、毛先の形、ヘッドの大きさなど、商品によってそれぞれです。
歯ブラシはお口の状況に合わせて適切なものを選ばなければ、お口の中を傷つけてしまいますので、
口腔内の状況に合わせた歯ブラシを選ぶことが大切です。
どのように選ぶのかは、歯科で相談することをお勧めします。
そしてどれくらいの頻度で歯ブラシを交換をしていますか?
歯ブラシは1ヶ月に1回は交換しましょう。
毛先が開いたり、細菌が増殖し、清掃効果が落ちてしまいます。
1ヶ月経たなくても毛先が開いている場合も、早めに交換しましょう。
【デンタルフロス】
デンタルフロスは、歯ブラシでは届きにくい歯と歯の間の汚れを落とします。
デンタルフロスには、指巻きタイプとホルダータイプがあります。
フロス部分を歯と歯の間に入れ、歯の側面に沿わせて清掃をします。
【歯間ブラシ】
歯間ブラシは歯茎が下がっている方や、ブリッジを使用している方に向いています。
L字型は奥歯に、I字型は前歯に使用しやすいです。
歯間ブラシは使用サイズを間違えると、歯茎の隙間を大きくしてしまいますので、
使用される場合は歯科医院でアドバイスを受けることをお勧めします。
【舌(ぜつ)ブラシ】
舌ブラシは舌苔(ぜったい)を落とすものです。
舌苔とは、舌の表面につく白い苔状のもので、皮膚でいうと垢のようなものです。
舌苔は菌の温床になり、口臭や誤嚥性肺炎の原因となります。
歯ブラシで落とす方もいますが、舌を傷つけてしまいますので舌ブラシの使用をお勧めします。
特に使用をお勧めするのは、デンタルフロスと歯間ブラシです。
歯ブラシだけではお口の汚れを約60%しか落とせないと言われていますが、
デンタルフロスや歯間ブラシを使用すると、セルフケアで約80%の汚れを落とすことができます。
その他、口腔ケア用品は歯磨き粉やマウスウォッシュなど、様々な商品が販売されています。
どれもお口に合ったものを使用しなければ、効果が落ちてしまいます。
当院では歯科衛生士がお口に合ったものをご提案いたしますので、気になる方はぜひご相談ください。